全ての学生がFランク大学について深く調べた方がいいと思う理由
突然ですが、Fランク大学と言えば、大学の最底辺だというのが、みんなの常識だと思います。
Fランク大学にも色々ありますが、やっぱり話のメインになってくるのが、ガチFと呼ばれる田舎にある偏差値40に満たない底辺大学になります。
でも、なんでそんなところを、しかも全ての学生が深く調べるべきなんだろーっていうのが正直なところなんじゃないですか?
でも、調べるべき理由があることを、今回私は言いたいのです。
今回は、それについて書いていきます。
- 多くの人が説教をしてくれる
- Fラン生以外も有益な情報を得られることが多い
- 自分とも比較ができる
- こんなコンテンツがオススメ
これが理由の中で、一番重要です。
Fランク大学を調べたら、別にFランク大学に関してだけがでてくるわけではありません。
確かに、よく出てくるのは、Fランの授業がうるさすぎとかカオスとか、だと思います。ですが、その中で、Fランク大学生に対して、啓蒙(説教)してくる人やサイトもかなり多いです。
でも、なんで説教する人が多いのかと言えば、みんな学歴にコンプレックスを抱えているか、自慢をしたいか、自分の知識をひけらかしたい、他にも色々ありますが、Fランク大学に対してマウンティングを取りたい人が世の中に一杯いるからです。
これだけ、多くの人が説教をしてくれるのですから、良いアドバイスが増えてくるのも必然です。
まぁ中には、Fランそのものに対して誹謗中傷みたいなことを言ってくる人もいます。
Fランに行く意味はない、っていうのがそれです。
ですが、それ自体に意味はないと思っていいんじゃないかと思います。
ただ、すごいのはFランク大学生自身でさえ、Fランク大学に対して、何かを言ってくる人が多いことです。
それもそのはずです。Fランク大学生とはいえ、一応大学なのですから、成功者もそれなりに出て当然です。また、高学歴であれば普通であることも、Fランク大学の学生にとってはスゴいことと認められることも頻繁に起きています。
例えば、Fランク大学生が上場一部内定とか、公務員試験に合格、などです。ネットでは、そういったFランク大学生なりの成功者による書き込みがよく見られます。
それにしても、こんなにネットにOBが多いのは、多分Fランク大学だけだと思います。
ですが、これだけじゃ、別にFランク大学に入学していない人には関係ないでしょって思うでしょう。
俺はFランなんかに行ってねーんだよって。
ですが、そもそもネットに溢れてる説教は、Fランク大学の学生に向けられたものばかりでもなさそうなのです。
これは、上でもちょこっと書きましたが、他の大学の学生にとっては普通のことでも、Fランク大学生にとっては成功と見なされる経験が、数多く見つかるのです。
これが、多くの学生にとって、学生生活を過ごす上で大きなヒントになるのです。
例えば、普段の生活です。みなさんがイメージするFランク大学の学生は、勉強せずに遊んでばかりいるというものだと思います。
実際のところ、Fランク大学生というのは、勉強しないのは本当です。ですが、その代わりに遊ぶというよりは、ゲームなどをしてダラダラ過ごすというのが実際のところでしょう。
これが、Fランク大学における普通の学生というわけです。
でも、そういう人って、普通にいますよね。高校生でも、偏差値の高い大学の学生でさえも。
高校生は偏差値によって変わるのでしょうが、少しレベルの高い大学生にとっては、そういう生活をしている人は怠け者と見なされます。
ですが、本当のところは、偏差値の高い学生の間だって、こういう学生は少なからずいるんじゃないですか?
そういう学生にとって、ダラけたFランク大学生への説教がよく効くわけです。最近話題のコロナウイルスに別の薬が効くようなもんです。
それだけでなく、そういう状態に陥ってしまわないための教訓にもなり得ます。
私だって、Fランク大学を調べる内に、自分を変えなければと努力するに至ったわけですからね。今は、ゲームも友達とやるくらいです。
また、資格についても色々載っています。資格は、本当のところは実力が付いてから取るべきで、資格を持っているだけじゃ意味がないとよく言われます。
例えば、専門学校の学生が専門的な資格を取ることや、銀行に入社するMARCH辺りの学生がFP2級を持っていてもさほど意味はありません。ですが、Fランク大学生の場合、逆に資格を取った方が評価されやすいこともあるそうです。
簿記とかITなんかは、実務経験が重要ですが、Fランク大学の肩書きがあるだけより、何か基礎的な資格を持っていた方がその業界に入るのに有効なんじゃないかと思います。
特に日商簿記2級の知識は、社会人が身に付けておくべき最低限の知識とよく言われるため、Fランク大学の学生が持っていたら、きっと有利に働くことでしょう。
ですから、最近のFランク大学の学生は資格を取りたがるようです。特に今は資格取得ブームが来ています。よく載っているのは、簿記の試験に合格することや情報処理試験に合格すること、TOEICで高得点を取ることです。
例えば、Fランク大学の学生が日商簿記2級に独学で合格、だとか基本情報技術者試験に一発合格だとかがよく見られます。
ですが、Fランク大学生でなくとも、そういった資格は取っても損はないでしょう。
特に日商簿記2級は一番コスパが高い資格と言われているため、どの大学生でも取る価値はあります。
そういったときに、Fランク大学生向けの資格の記事が役に立つのです。
それらの記事は、エゴを感じるほどすごく分かりやすく噛み砕かれています。なぜならFランク大学生がFランク大学生に向けて書かれているからです。自慢に近いこともよく書かれていますが、Fランク大学生にとっては結構難しい試験のはずだからでしょう。
そして、その通りやれば、どんな大学生でも受かりますし、Fランク大学生が受かっているんだから俺も受かるだろうという気持ちにさせてくれます。
Fランク大学に関して色々調べたら、そういった有益な記事がたくさん見つかるのです。
高校でも、大学でも、専門学校でもいいですが、自分の通っている学校とFランク大学との比較ができることも、調べる意義だと思います。
自分の学校はこんな感じだけど、Fランク大学と比べてどうなんだ、とか、自分は今こんな生活しているけど、Fランク大学生と変わりないんじゃないか、などと比較ができるわけです。
私なんかは、学力も本当に差はあるんだろうか、と疑問に思ったこともあります。
実際のところ、Fランク大学の学生は、バカではありません。彼らは彼らなりに合理的な行動を取っているのです。バイトだって自分なんかよりよく働くし、コミュニケーション能力もずっと高いです。
その状況を知ったとき、変なことに囚われている自分の方がバカなんじゃないかと思うこともよくあります。
授業だって、Fランク大学は騒がしいとよく言われます。
ですが、自分も真面目に聞けているのだろうかとか、まぁうちは推薦入学者がいるから真面目じゃない人もいるんでしょうが、周りの環境も大学らしいのか疑問に思うこともあります。
そして、改めて自分の生活環境を省みることができるのです。
そこから、自分の学生としての過ごし方を修正できるのです。
それだけじゃなく、Fランク大学と比べたこっちの長所も改めて知ることができます。
Fランク大学は能力的には言わばプレーン的な要素があるから、普段気づかなかった当人の学校のよさに気付くことができます。
私だったら、やるときはみんな努力できる真面目な人が多いとか、そういうところです。
そして、改めて自分の環境のよさを実感できるのです。
これは、自己肯定感の向上と言いましょうかね。自分の安心感に繋がっていき、自分のことに積極的に取り組めるようになることにも繋がるんです。
これもFランク大学を調べることのメリットと言えるでしょう。
例えばこんなコンテンツがあります。
www.youtube.com
このコンテンツは、自分がFランク大学の就職課に勤めた経験を生かして、情報発信をしています。
自身もFランク大学の出身者で、そこから逆転就職した経験もあるそうです。
これは、Fランク大学生ばかりでなく、就職を意識する学生にとっても、もっと早くから知っておけばよかったと思うレベルの有益な情報を手軽に得ることができます。
その他、「Fラン ○○(資格や公務員試験など)」などと検索すれば、Fランク大学生が、自分の経験を踏まえて懇切丁寧に合格方法を教えてくれるブログがたくさん見つかります。
多分、これだけOBがネット上に自分の成功体験を丁寧に書いてくれるのは、Fランク大学の学生だけかもしれませんよ。
しかも、それがもっとレベルの高い大学生にも当てはまっちゃうわけです。
まぁ悪口もたくさんありますが、その中にも良いコンテンツはたくさんあります。ですから、調べる価値はどの学生にもあるんじゃないかと思います。
まぁ損はしませんから、騙されたと思って。
というわけで、ここまでにしておきます。ちなみに私もFランク大学生に向けて色々書いていますので、参考にどうぞ。