どうも、ちほー国立人間ゆーたろーです。
暇潰しに、ネットでFラン大学などと検索していると、よく目にするのが、Fラン大学生が運営するブログです。彼らの多くは、立場的に弱者であることを理解しているため、自虐的な話題が多めです。その上で、努力しようと務めている人も多いです。例えば、何か本を読んだり、執筆活動、また海外やビジネスなど様々な場で学ぼうとしています。その中に、資格の取得を目指している人は多めです。例えば、あるブロガーは、Fラン大学生は簿記やIT系資格を取るべきだと言っていますし、その本人も独学で簿記を取得したことをアピールしたりしています。中には日商簿記1級のような難しい試験に合格している人もいます。これには脱帽です。私も簿記の1級を取ろうか考えましたが、色々考えて諦めたからです。
それにしても、このようなサイトを見ていると、簿記等の資格を取得するのは簡単に見えてきます。しかし、そんな甘くはないです。特に Fランク大学生が日商簿記2級を独学で取得するのはハッキリ言って難しいでしょう。私のような地方国立大学の学生が独学で税理士を目指すくらい難しいと思います。今回はその理由を書いていきます。もちろん、受かりたい人のためのメソッドも書いていきます。ではお願いします。
- 学力がない
- 趣味を一つ削れるか
- すぐ諦める
- まずは3級を取ってみよう
- まとめ
私のバイト先の先輩の話です。話の流れで、なぜ大学に進学したのかという話題になりましたが、その時、彼は遊ぶために大学に来た、とハッキリ言いました。聞き間違いではないです。彼は現役のFランク大学生ですが、大学に遊びに来たなんてネット上の話だと思っていましたが、まさか本当にいたとは思いませんでした。ちなみに高校は底辺で、ずっと遊んでばかりいたそうです。
彼には学力はあまりありません。ここでいう学力とは、学ぶ能力です。つまり、新しい事柄を身につける能力です。これは、熟練とは違います。彼はバイトの仕事は、私よりもできますが、大学から出されたレポートは苦手です。まぁ体で覚えるのは誰でもできます。週に3回も4回もバイトに出て何度も反復すれば誰でも覚えるものです。
彼は、自分で出されたレポートについて自分で考えようとしませんからね。それは、彼が全く分からない知識を要するレポートだからです。当たり前のように、最初は誰も分からないものです。それを初めから分からないと私に丸投げしてくるものですから、むしろ私の方がその分野の知識に詳しくなっちゃうんです。学力が低いとそのようなことが起こるわけです。これは、一般的なFラン大学生に当てはまるでしょう。
・・・そんな一般的なFラン大学生が独学に挑戦するというのはさすがに無理のある話なのです。まぁ簿記は反復が大事ですが、そのための前提知識というのが大切なわけです。
いくらテクニックを覚えようが、本質的な部分を身に付けていないと、正解には辿り着けません。
いくら電卓を早く打てようが、いくら仕分けが上手だろうが、なぜこの勘定科目がここに来るのか、なぜこの数字になるのか理解できなければ話にならないのです。それを理解するためには、やっぱり学力が大切なわけです。独学は答えを探すところから理解するところまで全部一人でやらなければなりません。ですから、Fラン大学生には独学は厳しいのです。
ただ、それでも独学で合格したいなら、目指してもよいでしょう。それはそれで無理な話ではありません。ただ、独学で取りたいのなら、趣味を一つ削る必要があります。恐らくFラン大学の学生は、多趣味で、遊ぶのに忙しいと思います。それは飲み会ばかりではなく、ゲームも同じでしょう。
まぁ多趣味であることも、遊ぶ時間があることもいいことなのですが、それでは勉強する時間も無くなってしまうでしょう。よくFランク大学生は時間を湯水のように使っていると言われますが、それだけ時間を無駄にしています。
試験勉強というのは、限られた時間の中で効率よくやらなければなりません。ですから、時間を効率よく回せる塾が有利なのです。
ただ、独学というのは、自分で時間を作って、この中で効率よく勉強を進めなければならないのです。そのためには、時間を作らなければなりません。その上で、効率よく知識を頭に入れる必要があります。
そこには、自分で効率のいい勉強法を調べたり、教科書探しに時間を割くことも必要になるでしょう。時間は無限ではありません。その残された時間できっちりと勉強しなければなりません。また、遊び遊びやっていたのでは、どうしても無理があります。例えば、ツイッターをやりながら勉強などもってのほかですね。本人は2時間やっているつもりでも、実際は30分ぐらいしかやっていないことになります。
これから、趣味を一つ削れるでしょうか?もしできない場合は独学は諦めて時間を勝手に作ってくれる専門学校に行って高い金を払い簿記を教えてもらってください。
この項目では、前二つよりは、気持ち次第で前向きになれるかと思います。ですから、最後まで読んでください。
では、趣味を一つ削り、時間を作ったところで、日商簿記に関する情報を収集するとしましょう。方法としては、〝日商簿記2級〝 + 〝独学〝あたりでしょうか。調べてみると、独学による合格方法についてたくさんの記事が見つかるかと思います。ですが、その中には、独学は無理だとか、独学だと1年かかるだとか、そういうネガティブな意見ばかりが目立ちます。当記事もその内の一つです。
ただ、ここまで読んでくれているということは、まだ希望を捨てていない証拠でしょう。ですから、この項目で私は日商簿記2級の独学の合格への希望を持って貰えるような内容を書きます。
ではまず、ネガティブなことを書いている人には2chに多いのですが、彼らには突発的な意見が多いです。ですから、嘘も何も初めから信用しないでください。士気に関わります。
ただ、ブログに関してはある程度信用できます。なぜなら、多くは体験談に基づくものが多いからです。批判をしていても、ちゃんと解決策を出してくれているところも多いです。ですから、ブログはちゃんと読みましょう。私も色々なブログを読み漁って日商簿記2級の勉強の方向性を決めました。そして、第152回の試験に独学で合格できました。かなりタメになりますよ。
それと、私は学力が無いから日商簿記2級の独学の合格は無理だと書きました。それだったら学力を付ければいいだけの話です。簡単なことです。
飽きずに毎日少しずつ簿記の本を読んでいけばいいだけの話ですから。Fラン大学生の悪いところは、何か壁に直面したら逃げてしまうところにあると思います。だから高卒にバカにされるのです。高卒に見下される大卒ほど恥ずかしいものはありません。もし、日商簿記2級の独学による合格を壁と感じるなら、その壁に挑戦するのはどうですか?きっとその他の遊んでいるFラン大学生とは違う世界が見えると思いますよ。
ただ、簿記の初心者であれば、誰しも日商簿記2級の独学の合格は難しいでしょう。私もまずは、日商簿記の3級からスタートしました。合格したのは、第151回ですね。そこから勉強を継続して第152回に2級に受かったわけですが、3級を持っていれば世界が変わります。
つまり、簿記の2級の学習効率が非常に上がるということです。
要はバックグラウンドが付くというわけですね。私は、日商簿記3級は高校の頃の定期テストの感覚で受かりましたが、簿記の知識がなければ、取っつきにくいところはあります。ただ、教科書を読み返せば、普通に理解できる内容ではあります。ですから、独学で目指すにはちょうどいいでしょう。
学力がないのであれば、この試験はかなり手応えはありそうですが、徐々に学力を付けていくための訓練としては最適です。ですから、まずは日商簿記の3級を取ってみましょう。まぁ勉強しても、どうしても理解できないのであれば、無理に目指さなくてもいいでしょうがね。試験料も無駄になりますしね。ただ、3級は学力をつける点においても2級に受かるための練習台になる点においても非常に最適な試験です。
まずは、独学のウォーミングアップです。壁を登るにも準備運動が必要っちゅうもんです。それに受かるも何も、行動した人にしか分かりませんしね。では、頑張ってください。
今回は Fランク大学生が日商簿記2級に独学で合格するのが無理な理由を書いていきました。ただ、Fランク大学生だから無理と言っているわけではありません。その理由もお伝えしました。
まとめると、
- Fランク大学生には、学力がない
- さらに遊ぶ時間で満たされている
- それゆえに独学に耐えられない
- だったら、遊ぶ時間を減らし、学力を付けろ
- 遊ぶ時間を減らしたならば、まずは3級の勉強をしてみる
- それがダメなら諦めるか、本気で取りたいなら塾に行く
そうお伝えしました。簡単な話です。それをするかしないかは、Fランク大学生自身にかかっているというわけです。
というわけで、今回はここまでにしておきます。